
12歳になりました
しずくのお母さん犬ふわりちゃん
そしてしずくが我が家に来てくれる10年前まで我が家を守ってくれていた先代犬のだいざえもん
彼らは11歳で生涯を終えており、しずくはお母さんの歳も先代犬の歳も追い越したことになります
今日の日を迎えてくれて、ありがとう。
少しずつ少しずつ白くなりつつある毛色と瞳を見てはちょっと切なくなって
階段を降りるのに躊躇する様子を見ては、次に私の後に続いて階段を上ろうとする彼女を見て『無理しないでいいんだよ』と声をかけ
どこまでだって早足で進めたのに、ゆっくりとした歩みで時折休憩する姿を見ては私も横にしゃがみ休憩し
子ダヌキみたいだった頃の彼女を思い出し、今目の前で寝息を響かせる彼女を見て時の流れを感じています
彼女の1日、1年が私達の1日、1年とは同じでないこと
私達が各駅停車で進んでいる日々を彼女は特急で、もしかしたらもっと早いスピードで進んでいること
別れのその日がいつか必ずやってくること
わかっていても、それを想うのは辛すぎて、今をにこにこしながら真っ直ぐ生きている彼女に失礼な気もして。
1分1秒でも共に過ごしたいと、そう思ってしまうのは我々のエゴなんでしょうか
エゴでもいいので、しずくにはまだまだこの家で笑っていて欲しいと思います

お誕生日おめでとう!