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Channel: 小野崎太鼓店@宇都宮
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どうにかこうにかしてみたい

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皆様こんばんは





あっという間に11月ですよ…?






ついこの間羊の被り物をかぶり慌てて年賀状を書いたと思ったのに…本当…もう…月日の流れは残酷です。


今年もまた被らなければいけないなんて…(誰も強制してないよ)







嗚呼こうやって年を取っていくのですね…だから最近階段をのぼると動悸が…





けれどもわたくし、最近



お尻を持ち上げながら階段をのぼると楽チンという、ついつい文字をピンク色に染めたくなるような裏ワザを教えて頂いてから駅の階段も家の階段も所構わずお尻を持ち上げながらのぼってます




するとほんとに楽チン!





が、けっこう怪しいです





ついには『我慢しないでトイレ行ってきなよ』と言われました


いやトイレ我慢なら違うとこ押さえるし、って何言わせとんねん









楽チンな変質者になるか

ストイックなノーマルになるか…



(☆ω☆)










じゃなくてね、脱線させないでよもう!







今日はこの怪しげな裏ワザを教えてくれた方について…ちょっと物申したいことがありまして、物申します






私が心から、

心の奥の奥から尊敬してやまないこの方





国語力が半端ないんです






幼少時代、
多忙な両親には良くも悪くも放っとかれてた為暇潰しに片っ端から寝室にある両親の蔵書を読み漁っていたわたくし




学生という区分に配された際、
他に特筆すべき得意科目がなかった事も勿論あるのですが国語は辛うじて得意科目だと思って生きてました



よくいるじゃないですか、勉強出来ないやつが『国語は勉強しなくても点数とれるぜ、日本語だし!!』って言い張る…あのタイプですね、ちょっとうざいやつ












そして昨今では素人もネットニュースでライターを気取れる時代ですよ、

そんな流れの中自称ライターさんが間違った日本語を使っていたりしようものなら自身の国語力を棚にあげ内心指差してゲラゲラしてます相当性格歪んでおります存じておりますすいません


















その方に出会い、その方の言葉を目の当たりにし







生まれてはじめて、


『この人の言葉しゅごい…!!』


痙攣しかけたのです












そんな経験あります?



30年近く使ってきた母国語なのに、馴染みあるはずなのに、なんだその使い方はーーー!!って。







ラップの芯が末娘にとって超COOLなおもちゃと知ったとき以上の衝撃でした





いや、ペットボトルの空き容器が実は米を保存するのに重宝すると知ったとき以上の衝撃か…



はたまたお掃除に重曹が有効と知ったとき以上の衝撃か…




はたまた我が家のカレーの隠し味がチョコレートだと知ったとき以上の衝撃か…






はたまた濱田岳が年下だったと知ったとき以上の衝撃か…






絶対30代だと思ってたのに…(失礼)






そんなものとは比べ物にならない衝撃でした


古い旧い表現ですが雷にうたれた感覚とは
こういう事かと…





なんでしょう


たった一文、それも二語三語程の短いものでさえとてもとても丁寧に紡ぎ出された感じで




全自動の機械で量産した織物と、一本一本職人が織り込んで仕立てた織物くらいに違いが歴然で





国語好きと公言しておきながら、そしてお金こそ頂いていないもののこんな稚拙な言葉でしか文章を綴れない自分が恥ずかしくなったんです












しかも知らない内にその方にこのブログが見つかり読まれてたという辱しめ










えっちー!!









ブログを読んだその方から畏れ多くも『素敵な言葉を使いますね』と言って頂けたのですが

その方の言葉選びったらもう、私にとって雲の上の存在です




嫌味にしか聞こえません!






でもちょっと…いやかなり嬉しい…












でもでも越えることの出来ない壁がその方と私の間にはあり…






しかもね、この流れなら絶対に得意科目・好きな科目は国語だと思って聞いたのに





『私、国語は苦手でした~日本史世界史の方が好きで~あとは英語も~』とかおっしゃるんです



この方はわたくしめにケンカを売ってらっしゃるのでしょうか



何なら慎んで購せて頂きますけど!









今まで生きてきて、自分よりも国語力がある方なんてわんさかいらっしゃいました  



学校の先生なんて最たる例でしょう



でも正直国語の先生の言葉に胸を打たれたことは別段なく…



まぁ強いて言えば中学の時の国語の先生がクリスマス当日にお外に干してあった違う学区の14歳の女の子のパンツを盗み現行犯逮捕され地元の新聞で『調べに対し○○容疑者は【可愛いパンティーが欲しかった】と供述している』とでっかく掲載された時にはさすがに色んな意味で胸に刺さりましたけど…









そしてスタバにいる人達が挙って読んでるのかオサレと思って開いてるだけなのかそんな感じの村上○樹とか…




賛否両論あれ、あれだけ沢山の人々の心を動かすならスゲーおじさんなんでしょうが…私には…あくまで個人的な感想でしかないのですが…偏った音楽の知識とオサレな手料理作れる自慢をするだけのオジサンと…











でもね、この方にかかると、『ありがとう』の一言さえ物凄く高貴にしなやかに優しく不思議に聞こえるんです



それがどうにもこうにも文字通り有り難いのですが、ありがたいのと同時に悔しくて…













今、



ベトナム人のふりをして日本語教室に通おうか本気で悩んでます







それだけ『どうにかこうにかしてこの人の感覚に…この人に近づきたい…!』という衝動に駆られております




そんな物凄い人に出逢えたこと、心の底から感謝です。










という下ネタからのいい話。


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